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2013年9月2日月曜日

初期値を今日の日付にする : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12の日付型フィールドの初期値を今日の日付にする方法です。

レイアウトモードにし、日付型フィールドを選択します。
レイアウトモードにし、日付型フィールドを選択します

データベースの管理ダイアログを開きます。
  1. 日付型フィールドを選択します。
  2. [オプション]ボタンをクリックします。
[オプション]ボタンをクリックします
フィールドのオプションダイアログが開きます。
入力値の自動化タブにし[計算値]のチェックをONにします。
[計算値]のチェックをONにします

計算式の指定ダイアログが開きます。
下記の計算式を入力します。
if(IsEmpty( Self );Get(日付);Self)
これの意味は「もし設定するフィールドが空の場合は現在の日付を、そうでなければ設定するフィールドの値を返す」になります。 これで設定完了です。
計算式を入力します
レイアウトモードを終了し新規レコードに移動すると、現在の日付が自動入力されます。
現在の日付が自動入力されます

2013年8月30日金曜日

グーグルマップを開く : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でボタンをクリックするとグーグルマップを開くようにします。

まずボタンを配置します。
メニュー[挿入]-[ボタン]をクリックします。
メニュー[挿入]-[ボタン]をクリックします

ボタン設定ダイアログボックスが開きます。
「ブラウズモードまたは検索モードで、このオブジェクトをクリックしたときの動作」で左リストから[URLを開く]を選択し[指定]ボタンをクリックします。
[URLを開く]を選択し[指定]ボタンをクリックします

URLを開くオプションダイアログボックスが開きます。
[指定]ボタンをクリックします。
URLを開くオプションダイアログボックス

計算式の指定ダイアログボックスが開きます。
"http://local.google.com/map?" & "q=" & につ続き住所を指定します。 ここでは[番地][市町村名][都道府県][住所][郵便番号]フィールドを指定しました。
"http://local.google.com/maps?" & "q=" & 住所::番地 & "," & 住所::市区町村 & "," & 住所::都道府県 & "," & 住所::郵便番号
計算式の指定ダイアログボックス

作成したボタンをクリックします。
作成したボタンをクリックします

ブラウザに指定した住所のグーグルマップが表示されます。
グーグルマップが表示されます

2013年8月27日火曜日

イベント管理「トリガ | 最初のウィンドウが開いたとき」スクリプトの解説 : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12のサンプルソフト「イベント管理」の「トリガ | 最初のウィンドウが開いたとき」スクリプトの解説です。 これはソフトが起動した時に実行するスクリプトです。

赤文字が解説です。

 バージョンに iPad の文字が含まれていれば
 If [ PatternCount ( Get ( アプリケーションバージョン ) ; "iPad" ) ]
レイアウトをiPad用に切り替える
レイアウト切り替え [ 「イベント | iPad」 (イベント) ]
バージョンに Pro の文字が含まれていれば
Else If [ PatternCount ( Get ( アプリケーションバージョン ) ; "Pro" ) ]
レイアウトを イベント に切り替える
レイアウト切り替え [ 「イベント」 (イベント) ]
Else
上以外ならば、レイアウトをiPhone用に切り替える
レイアウト切り替え [ 「イベント | iPhone」 (イベント) ]
End If

モバイルデバイス(iPhone、iPad)ならば
If [ Get ( システムプラットフォーム ) > 2 ]
クイック検索 | iOSフィールドを空文字にする
フィールド設定 [ イベント::クイック検索 | iOS; "" ]
ツールバーを消す
ツールバーの表示切り替え [ 隠す ]
ユーザが表示倍率を変更することができなくし、100%表示にする
ズームの設定 [ ロック; 100% ]
ウィンドウの表示を先頭へ移動
ウインドウのスクロール [ Home ]
モバイルデバイス(iPhone、iPad)でなければ
Else
ツールバーを表示する
ツールバーの表示切り替え [ 表示する ]
100%表示にする(ユーザが表示倍率を変更することができる)
ズームの設定 [ 100% ]
End If

レコードが未登録の場合
If [ Get ( レコード総数 ) = 0 ]
ブラウズモードでは、新しい空白のレコードが作成され、検索モードでは、新しい検索条件が表示される新規レコード/検索条件
End If

2013年8月25日日曜日

起動時のレイアウトを指定する : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12で起動時のレイアウトを指定する方法です。

メニューの「ファイル」 -「ファイルオプション」をクリックします。
「ファイルオプション」をクリックします

ファイルオプション ダイアログボックスが開きます。 表示するレイアウトのチェックをONにし、[指定]ボタンをクリックします。
ファイルオプション ダイアログボックス

 レイアウトの指定 ダイアログボックスが開きます。 レイアウト名を指定し[OK]ボタンをクリックすれば完了です。
レイアウトの指定 ダイアログボックス

2013年8月23日金曜日

レイアウト名の変更方法 : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でレイアウト名を変更する方法です。

 メニューの[ファイル]-[管理]-[レイアウト]をクリックします。
[レイアウト]をクリック

レイアウトの管理(マップ)ダイアログボックスが開きます。
変更するレイアウト名をダブルクリックするか、[編集]ボタンをクリックします。
レイアウトの管理(マップ)ダイアログボックス

レイアウト 設定ダイアログボックスが開きます。
レイアウト名を入力し[OK]ボタンをクリックすると完了です。
レイアウト 設定ダイアログボックス

2013年8月21日水曜日

テーブル名の変更方法 : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でテーブル名を変更する方法です。

メニューの[ファイル]-[管理]-[データベース]をクリックします。
[管理]-[データベース]をクリック

 データベースの管理ダイアログボックスが開きます。
  1. テーブルタブにします。
  2. 変更するテーブルを選択します。
  3. テーブル名に変更後の名前を入力します。
  4. [変更]ボタンをクリックします。
これでテーブル名の変更は完了です。
 データベースの管理ダイアログボックス

2013年8月2日金曜日

全スクリプト終了 - スクリプト : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12のスクリプト「全スクリプト終了」の使用方法です。 「全スクリプト終了」はサブスクリプト・外部スクリプトを含めた全てのスクリプトを強制終了します。

下画像ではカスタムダイアログを表示し、デフォルトボタンが押されると「全スクリプト終了」を実行します。 「全スクリプト終了」の次の行にはカスタムダイアログの表示スクリプトがあり、強制終了していることが分かります。
「全スクリプト終了」を実行

カスタムダイアログの[キャンセル]ボタンがデフォルトボタンに設定されていて、クリックすると終了します。
クリックすると終了

2013年8月1日木曜日

If - スクリプト : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でスクリプト If の使用方法です。

■IF文の構造
If [条件式]
  結果が真ならば実行
Else
  結果が偽ならば実行
End If

■カスタムダイアログを使い動作を確認します。

下画像のスクリプトを作成しました。
  1. カスタムダイアログを表示する
  2. If [ Get ( 最終メッセージ選択 ) = 1 ] で カスタムダイアログの戻り値を取得する
  3. If が真ならば「デフォルトボタンが選択されました」とメッセージを表示
  4. If が偽ならば「デフォルトボタン以外が選択されました」とメッセージを表示
スクリプトを作成

If文で判定するカスタムダイアログです。 [キャンセル]ボタンがデフォルトボタンです。
If文で判定するカスタムダイアログ

[キャンセル]ボタンが押された結果表示されるカスタムダイアログです。
[キャンセル]ボタンが押された

[削除]ボタンが押された結果表示されるカスタムダイアログです。
[削除]ボタンが押された結果

2013年7月30日火曜日

カスタムダイアログの戻り値を確認 Get( 最終メッセージ選択 ) - スクリプト : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でカスタムダイアログを表示させた場合の、戻り値を確認します。 カスタムダイアログは前回の[削除][キャンセル]ボタンが配置されたものを使用します。 下記の設定です。
  • デフォルトボタン - [キャンセル]
  • ボタン2 - [削除]
  • ボタン3 - 未設定
カスタムダイアログの戻り値を取得するにはGet( 最終メッセージ選択 ) を使用します。 このスクリプトを使用し、結果をカスタムダイアログで表示させます。
Get( 最終メッセージ選択 ) を使用

実行結果です。
ボタン2の[削除]ボタンをクリックすると
[削除]ボタンをクリック

2が返りました。
2が返りました

デフォルトボタンの[キャンセル]ボタンをクリックすると
[キャンセル]ボタンをクリック

1が返りました。
1が返りました

結果、戻り値は下記になります。

  • デフォルトボタン - 1
  • ボタン2 - 2
  • ボタン3 - 3

2013年7月28日日曜日

メッセージの表示 カスタムダイアログを表示 - スクリプト : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12のスクリプトでカスタムダイアログを表示する方法です。 ここでは「削除しますか?  キャンセル・削除」のメッセージを表示させます。


スクリプトの編集ダイアログボックスで[その他]の[カスタムダイアログを表示]をダブルクリックし右パネルに移動、[指定]ボタンをクリックします。
スクリプトの編集ダイアログボックス

カスタムダイアログを表示のオプション ダイアログボックスが開きます。
「ダイアログに表示するタイトル、メッセージ、およびボタンを指定します。タイトルとメッセージに対しては、特定の値を入力するか、または計算式から値を取得することができます。」で[タイトル][メッセージ][ボタン]を指定します。
・「メッセージで "削除しますか? : " & Get(スクリプト引数)」とし、スクリプト引数に削除対象のファイル名を設定することで「削除しますか?: ファイル名」と表示させることができます。
・ボタンの[データの確定]チェックボックスにチェックすると、デフォルトボタン以外でもデータが確定できるそうです。
カスタムダイアログを表示のオプション

スクリプト引数はスクリプト指定ダイアログボックス下の[オプションのスクリプトパラメータ]で指定します。
スクリプト引数

下画像のようなメッセージボックスを表示します。
メッセージボックス


2013年7月25日木曜日

エラー処理 - スクリプト : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12の制御スクリプトステップ「エラー処理」の設定です。

エラー処理を設定することで、警告メッセージの表示・非表示を設定できます。

スクリプトの編集画面で左リストから[エラー処理]をダブルクリックし、右のボックスに移動します。 下の[スクリプトステップオプション]で オン/オフ を選択します。
  • オン :  警告メッセージを表示しません
  • オフ :  警告メッセージを表示します
エラー処理スクリプト

2013年7月23日火曜日

フィールドデータをエクスポートする - 製品カタログソフトからのTips : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12でフィールドデータをエクスポートする方法です。

製品カタログソフトのエクスポートボタンです。クリックすると、表示されている画像ファイルを指定先フォルダにエクスポートできます。
エクスポートボタン

デザイン画面でボタン上で右クリックし、表示されるメニューの[ボタン設定]をクリックします。
メニューの[ボタン設定]をクリック

ボタン設定ダイアログボックスが表示されます。
  1. 左のリストから[フィールド内容のエクスポート]を選択します。
  2. [ターゲットフィールドの指定]チェックボックスをONにします。
  3. [指定]ボタンをクリックします。
フィールド内容のエクスポート


フィールド指定ダイアログボックスが開くので、エクスポートするフィールドを指定します。これで完了です。
ボタンをクリックするとファイルのエクスポートダイアログボックスが開き、ファイル名を入力することができます。
エクスポートするフィールドを指定

2013年7月20日土曜日

クリックした画像を大きく表示する : FileMaker Pro 12

クリックした画像を大きく表示する : FileMaker Pro 12

サムネイル画像が2つあり、どちらかクリックした方を下に大きく表示します。
サムネイル画像

レイアウト画面にします。
小さい画像上で右クリックし表示されるメニューの[ボタン設定]をクリックします。
メニューの[ボタン設定]をクリック

ボタン設定ダイアログボックスが開きます。
左から[フィールド設定」を選択し、オプションの[指定]ボタンをクリックします。
オプションの[指定]ボタンをクリック

自分の小さい方のフィールドを指定します。
小さい方のフィールドを指定

[ターゲットフィールドの指定]をチェックします。
[ターゲットフィールドの指定]をチェック

フィールド指定ダイアログボックスが開きます。
大きく表示させるフィールドを選択します。別の小さい画像フィールドも同様に設定します。
フィールド指定ダイアログボックス

左の小さい画像をクリックするとその画像が大きく表示されます。

左の小さい画像をクリック

右の小さい画像をクリックするとその画像が大きく表示されます。
右の小さい画像をクリック

2013年7月17日水曜日

ドラッグ&ドロップされた画像のファイル名を取得する : FileMaker Pro 12

FileMaker Pro 12で、ドラッグ&ドロップされた画像のファイル名を取得する方法です。

計算フィールドを新規作成します。
ここでは、フィールド名「画1ファイル名」 - タイプ「計算」にしました。 [作成]ボタンをクリックします。
計算フィールドを新規作成します

計算式の指定ダイアログボックスが開くので、下記の計算式を入力します。
Evaluate("GetAsText(画1)";[画1])
計算式の指定ダイアログボックス


レイアウト編集を終了し試します。
画像をドラッグ&ドロップすると、ファイル名が作成したフィールドに表示されました。
画像をドラッグ&ドロップ